LP戦略・SNS戦略

WEB, SNS, BRANDING
京とうふ 藤野様
TOFU TOFU – 京都のおとうふ屋さんが展開する、国産大豆100%・保存料不使用のおからクッキー(犬用おやつ)

プロジェクト概要

支援内容:

  • LP(ランディングページ)構築/戦略立案

  • 販路(EC・実店舗・土産チャネル)拡大支援

  • SNS(Instagram 等)におけるブランド・コンセプト設計および運用導線設計
    目的: 「飼い主とわんちゃんが安心・共感できるブランド体験を創出し、ブランド認知を高めながら売上拡大を実現する」

課題・背景

  1. ブランドの“健康・安心”訴求が明確だが、ターゲット(飼い主+愛犬)に向けたストーリー設計が弱く、LPやSNS上での共感獲得・導線設計が十分ではなかった。

  2. 既存の販路(直営店・EC)以外に、新規チャネル(ギフト/観光土産/ペット専門店)開拓による販路拡大余地があった。

  3. SNSではビジュアル訴求・UGC(ユーザー生成コンテンツ)活用が進んでいたものの、「ブランドとしての語り/コンセプト化」が未成熟で、フォロワーのロイヤル化・拡散設計が不十分だった。

  4. LPにおける購買導線(ファーストタイム購入 → リピート購入)および特設キャンペーン設定が明確化されていなかった。

戦略設計・支援アプローチ

1) ブランディング&SNS コンセプト設計

  • 「飼い主と愛犬がともに安心して“おやつ時間”を楽しめる、京都発・おから&豆乳クッキー」というコンセプトを確立。

  • Instagramを中心に「#わんことTOFUTOFU」「おとうふ屋さんが作るわんこおやつ」というハッシュタグ設計と、ブランドストーリー投稿・看板犬(例:マメちゃん)起用などで、親しみ・安心感・京都ブランドの背景をビジュアル・文言で統一。

  • ペルソナ設計:30〜50代のペット可ライフスタイルを持つ飼い主、健康・素材志向の強い層。彼らが「愛犬にも自分にも安心なおやつを選びたい」ニーズあり。

  • SNS投稿テンプレート/UGC促進施策(飼い主とわんちゃんの写真投稿、フォトコンテスト企画)を設計し、ブランドとのタッチポイント増加を図る。

2) LP構築・購買導線設計

  • クライアントのコーポレートサイト上の「TOFU TOFU わんちゃん用おからクッキー」専用ランディングページを、ブランドストーリー・素材/製法・安心安全訴求(国産大豆100%・保存料不使用)・お客様の声・UGCフォトギャラリー・購買導線(お試し6パック/定期配送コース)という流れで構成。

  • ファーストタイム購入への動線として「お試し6パックセット」「送料無料・定期コース」など特典設計。

  • 購入後のリピート/定期購入導線として「毎月9パック・4ヶ月コース・季節パッケージ」などをLP下部に配置。

  • LPデザインにおいて、素材(おから・豆乳・国産大豆)や「京都」「おとうふ屋さん」という背景をビジュアル・コピーで訴求し、差別化を図る。

3) 販路拡大支援

  • 現状のEC・直営店チャネルに加え、「京都観光土産」「ペット専門店」「ギフト/贈答用途(わんちゃん用おやつ+飼い主ギフト)」という3つの新販路を仮説設定。

  • 販路別に訴求ポイントを整理:

    • 観光土産チャネル → 「京都ブランド」「おとうふ屋さん発」+わんちゃんと一緒に旅を楽しむ飼い主向け

    • ペット専門店チャネル → 素材・健康・ナチュラル訴求(保存料不使用・国産大豆100%)+パッケージ展開提案

    • ギフト用途 → 飼い主自身も食べられる・わんちゃんと一緒に楽しむという「共食スタイル」訴求

4) 運用と検証・改善サイクル

  • LP・SNS・販路それぞれについて、月次KPI(例:SNSフォロワー数増、エンゲージメント率、LP訪問数/購入率、定期購入化率、新販路売上)を設定。

  • 運用開始後、データを取得し「どの投稿・ハッシュタグ・販促施策が反応が良いか」を定期レビュー。必要に応じてコンテンツ改善・導線修正を支援。

  • また、SNSを通じたUGC活用(ユーザー投稿をLPや店頭ビジュアルに活かす)でブランドの二次拡散を図る。

プロジェクトの特徴・差別化ポイント

  • 素材ストーリー × ブランド背景:京都の老舗おとうふ屋が“おから”からペット用おやつを作るというユニークな背景をブランドストーリーとして活かし、他社との差別化を巧みに設計。

  • 共食できるコンセプト:「飼い主も安心して与えられる/一緒に楽しめる」という切り口がSNS上で共感を呼び、UGC生成を促進。

  • 販路設計の多チャネル視点:ECだけでなく、観光土産・ペット専門店・ギフト用途など多角的に販路を設計し、売上拡大・ブランド浸透の両面をカバー。

  • 運用と改善の“伴走型”支援:LP設計・SNS投稿設計・販路提案だけで終わらず、KPI設計・データレビュー・改善サイクルを定義し、実務伴走型で支援。

  • AI/IT・SNSを活用した設計:SNS投稿のエンゲージメント分析/ユーザー投稿の自動収集インサイト/LPのABテスト設計など、デジタルツール活用を前提とした戦略設計。

  • クライアント名:京とうふ 藤野
  •  PD:吉田光広、久野雄治