ぶどうの病害虫対策|べと病・うどんこ病の防除タイミングと記録のコツ

ぶどう栽培で収量と品質を左右するのが病害虫の防除です。特にべと病・うどんこ病・晩腐病は発生すると一気に広がり、その年の収穫を大きく減らします。この記事では代表的な病害の特徴と防除タイミング、そして防除履歴を記録・活用するポイントを整理します。
ぶどうの主要な病害と発生条件
・べと病:雨が続く梅雨期に多発。葉裏に白いカビ、放置すると落葉
・うどんこ病:乾燥・高温で発生。果粒や葉が白い粉に覆われる
・晩腐病:収穫前に果房が腐る。前年の枝に潜む菌が翌年の感染源になる
いずれも「発生してから」では手遅れになりやすく、気象と生育ステージから先回りして防除することが基本です。
防除タイミングの考え方
防除は「開花前」「開花後(幼果期)」「傘かけ・袋かけ前」など生育の節目で組み立てます。降雨予報の前に予防散布を済ませておくと効果が安定します。散布間隔・使用回数・収穫前日数(PHI)を守ることも重要です。
防除履歴を「記録」する意味
どの薬剤を・いつ・どの区画に・何倍で散布したかを残すと、次のことが可能になります。
・使用回数の管理:同一成分の連用を避け、耐性菌の発生を抑える
・ローテーション設計:翌年の防除計画を前年実績から組める
・トレーサビリティ:出荷先・認証対応で防除記録の提示が求められる
紙やExcelでも記録は可能ですが、区画数が増えると集計や検索が負担になります。栽培管理システムなら散布記録をその場でスマホ入力し、成分別の使用回数まで自動で把握できます。
まとめ
ぶどう栽培は、記録と計画の積み重ねが翌年の品質を決めます。
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